不動産担保ローンを調べていくと初めて聞くような難しい言葉がたくさん出てきます。
分からなくてもそのままにしてることありませんか?
私も聞いたことがあってなんとなくそんな意味かなーって思いながら読んでるときがあります。
私が気になった難しい言葉、専門用語を調べてみました!
2.無担保ローン/有担保ローン
まずは抵当についてですが、抵当とはお金を借りる際、貸す側が処分してよいと約束する、借りる側の品物・担保のことを指します。
なので担保と同じような意味合いになりますね。
抵当は、お金を借りて相手にお金を返せなくなったら、抵当に入れたものを引き渡します!という契約。
担保は、お金が用意できたら全額払いますので、今はその一部を納めますという契約。
抵当権とは、住宅ローンなどを借りるときに、購入する住宅の土地と建物に金融機関が設定する権利のことです。
1つの不動産に対して2つの抵当権が設定される場合、先に設定されたものを「第一抵当権」、次に設定されたものを「第二抵当権」と呼びます。
抵当権は、一つの物件に何個でも設定することができますので、第三、第四と複数の抵当権が設定されるようなケースもあります。
不動産担保ローンを借りるとき、融資する側は貸し倒れのリスクを避けたいと考えるため、二番抵当はそもそも担保として取り扱わないと決めている金融機関もあります。
それはなぜかといいますと、返済できなくなって担保を売却して返済するというときに、一番から順に全額返済していくため、一番で返済資金がなくなってしまえば、二番以下には返済してもらえないためです。
しかしノンバンクの不動産担保ローンだと、必ずしも一番抵当でなければならないという条件がないところもありますので、第二抵当権であっても不動産に担保余力があれば担保としてもお取り扱いが可能です。
ローンには住宅ローン、不動産担保ローン、カードローンなどいろいろな種類がありますが、大きく分けると「有担保ローン」と「無担保ローン」の2つになります。
抵当権の付いたローンのこと・担保が必要なものが「有担保ローン」、抵当権の付かないローンのこと・担保が必要のないものが「無担保ローン」ということです。
無担保ローンの方が担保がいらないので借りやすいかと思いますが、無担保ローンの限度額は有担保の住宅ローンと比べて低く、返済期間は短く、金利は高く設定されます。
なぜかと言いますと、有担保ローンは不動産などに「抵当権」を設定して、万が一返済が出来なくなった時にその不動産を売却して資金を回収できるようにするローンになりますので、銀行にとって保険のようなものです。しかし一方で、無担保ローンは、銀行にとって保険を設定しない状態になりますので、その分、銀行のリスクが高い無担保ローンは限度額は低く、金利は高くなり、リスクの少ない有担保ローンはその逆で限度額が高く、金利は低くなるというわけです。
ご自身の借り方で変わってきます。
気になった言葉はいくつかあったのですが、今回はその中から「抵当」と「無担保ローン・有担保ローン」の2つの言葉を取り上げてみました!
言葉の意味を調べて自分で理解するのに時間がかかりましたので、わかりやすく書いたつもりですがいかがだったでしょうか。
少額借りるなら無担保ローンでもいいかもしれませんが、私はまとまったお金を借りたいので金利が低くて、限度額の高い有担保ローンの方がいいなと思いました♪